Try IT(トライイット)
AndroidのみFree· ユーザー評価
Try IT(トライイット)は、スマートフォンで中学・高校の学習動画を見られる教育アプリです。私は、教科書を開く気力がない日でも短時間で授業内容に戻れるかを中心に使ってみました。授業を丸ごと置き換えるというより、分からない単元を見直したり、テスト前に説明を聞き直したりするための道具として考えると、使い道がはっきりします。
無料で利用でき、開発元はTrygroup Inc.です。教育アプリとしては利用者が多く、評価も平均4.4と安定しています。対象年齢は3歳以上と表示されていますが、内容は中学・高校の学習なので、実際には本人の学年や学習目的に合わせて選ぶアプリです。公開日は2015年7月17日で、現在のバージョンは4.8.3、Androidでは7.0以上が必要です。
読みやすさと迷いにくさを実際の学習で確認
動画中心だから、最初の一歩が軽い
このアプリの良さは、勉強を始めるまでの心理的な重さが小さいことです。参考書を最初から読み、重要語句を探し、例題を解くという手順が負担に感じるときでも、まず解説を聞くところから入れます。数学の公式、英語の文法、理科や社会の用語など、文字だけではつながりにくい内容を、先生の説明の順番に沿って確認できるのが便利でした。
特に、授業中に聞き逃した部分をもう一度理解したい人には向いています。ノートを見ながら動画を再生し、説明が自分の記憶と合っているかを確かめる使い方なら、ただ流し見するより効果を感じやすいです。私は、分からない問題の答えだけを検索するより、単元の考え方から戻れる点を評価しました。
画面の情報量が少ない場面は見やすい
動画を見る目的が明確なので、紙の教材のようにページ内の情報を一度に大量に処理する必要がありません。視線をあちこち動かすのが苦手な人や、長い文章を読むと疲れやすい人にとって、音声と板書の流れに集中しやすい構成は助けになります。
一方で、動画学習は自分の理解度を自動的に判断してくれるものではありません。説明を聞いて分かった気になっても、実際に問題を解くと止まることがあります。動画の後に教科書の例題や手元の問題集へ移る習慣を作らないと、受け身の視聴で終わりやすいです。ここは、紙の教材や問題演習アプリの方が強い部分です。
検索より「単元から戻る」使い方が合う
急いでいるときは、知りたい言葉を直接探したくなります。ただ、学習内容は前の単元の理解に左右されるため、いきなり細かい用語だけを見ると、説明を聞いても納得できない場合があります。私は、まず教科と学年を決め、単元の入口から見て、必要なところだけ先へ進む使い方をおすすめします。
たとえば二次関数の問題でつまずいた場合、解答の手順だけを探すのではなく、関数の基本やグラフの見方まで少し戻ります。すると、計算ミスなのか、考え方の理解不足なのかを切り分けやすくなります。この「一段階戻る」使い方は、短い解説を拾い集めるだけの学習よりも、苦手の原因を見つけるのに役立ちました。
読む速さや聞く速さの違いには工夫が必要
動画の説明を聞く速度は、人によって快適さが違います。すぐ理解できる人にはゆっくり感じられ、処理に時間が必要な人には先へ進むのが早く感じられることがあります。私は、重要な式や用語が出たら一度止め、ノートに書いてから再生するようにしました。再生しながら書き写すより、理解と記録を分けた方が負担が少なくなります。
読むことが得意で音声が苦手な人、反対に文章を読むより耳で聞く方が楽な人では、使いやすさの感じ方が変わります。自分に合う学び方を一つに決めつけず、字幕や表示の見え方、音量、周囲の静かさを調整しながら試すのが現実的です。アプリだけで全員に同じ快適さを提供するタイプではないので、端末側の設定やイヤホンの選び方も重要になります。
体の使い方や感覚の違いを考えた使い方
操作回数を減らすと続けやすい
スマートフォンで学ぶ場合、細かなボタン操作を何度も繰り返すと、指や手首に負担がかかります。私は、最初に机の上で端末を安定させ、ノートと筆記具を近くに置いてから始めるようにしました。片手で端末を持ち続けるより、画面を固定した方が姿勢も安定します。
手指を動かしにくい人や、タップ操作を急ぐのが難しい人は、短時間の学習に区切ると扱いやすくなります。一度に長く進めようとせず、動画を見る、停止する、要点を書くという三つの動作をゆっくり繰り返します。操作の速さを学習の速さと考えないことが大切です。
画面を何度も触るのがつらい日は、見る範囲を先に決めておくと操作を減らせます。「今日はこのテーマの説明だけ」「例題の考え方まで」と区切れば、途中で戻ったり探し直したりする回数を抑えられます。これは忙しい人にも有効で、短い休憩時間を学習に使うときの失敗を減らせます。
音と光の環境は自分で整える
動画学習では、音声が聞き取りやすい環境が必要です。電車内や人の話し声が多い場所では、内容に集中しにくくなります。逆に、音量を上げすぎると耳が疲れたり、周囲への配慮が必要になったりします。私は、外では無理に進めず、要点を確認するだけにして、本格的な視聴は静かな場所へ回す方が効率的だと感じました。
画面の明るさが気になる人は、部屋の照明と端末の明るさの差を小さくすると見やすくなります。暗い部屋で明るい画面を見続けるより、周囲を少し明るくした方が目の負担を抑えやすいです。これはアプリの機能というより、動画教材を無理なく使うための環境づくりです。
聞くだけの学習にならない仕組みを作る
音声中心の学習は、移動中や横になっているときにも始めやすい反面、集中が切れたことに気づきにくい弱点があります。私は、動画を見終えた直後に、説明された内容を自分の言葉で一行だけ書くようにしました。書けなければ、理解が曖昧なまま進んだサインです。
この方法は、読むことや書くことに時間がかかる人にも調整できます。長いまとめを作る必要はなく、式の意味、文法の使い方、用語同士の関係など、最も重要な一点だけを残します。動画の視聴と手を動かす作業を組み合わせることで、受動的な利用から、自分で確認する学習へ変えられます。
家庭、学校、外出先での使い分け
自宅では、ノートや問題集を広げて動画を補助授業のように使えます。学校から帰ってすぐ机に向かえない日でも、ベッドで長時間だらだら見るのではなく、机に座る前の導入として一つの解説を再生すると、勉強へ切り替えやすくなります。ただし、寝る姿勢のまま使うと集中が落ちやすいので、理解したい内容ほど姿勢を整えた方がよいです。
外出先では、周囲の音、通信環境、画面の見え方が障害になります。短い空き時間に復習する用途には向きますが、初めて学ぶ難しい単元を騒がしい場所で理解しようとすると効率が下がります。移動中は前に見た内容の確認、自宅では新しい内容の理解、と役割を分けると使いやすくなります。
家族と端末を共有している場合は、学習中に通知や別のアプリへ気を取られやすい点にも注意が必要です。保護者が学習時間を管理するなら、視聴時間だけで判断せず、動画の後に問題を解いたか、どこで止まったかを一緒に確認する方が実態を把握できます。アプリを開いた時間が、そのまま身についた時間になるとは限りません。
どんな人に合い、誰には合いにくいか
このアプリは、先生の説明を聞いてから問題へ進む方が理解しやすい人、授業を休んだり聞き逃したりした部分を自分のペースで戻りたい人、参考書の文章だけではイメージしにくい人に合います。中学生・高校生本人だけでなく、教える側が説明のきっかけを作りたい家庭でも使いやすいです。
反対に、問題を大量に解きながら弱点を自動で管理したい人、細かな進捗や学習計画を一つの画面で管理したい人には、専用の問題演習サービスの方が向いています。動画を見るだけで成績が上がると考えている人にもおすすめしません。Try ITは理解の入口や復習の支えとして優秀ですが、演習、暗記、答案の添削まで一つで完結する道具ではありません。
一般的な代替手段と比べたときの立ち位置
教科書は全体を体系的に確認しやすく、問題集は自分の手で答えを出す訓練に向いています。検索エンジンは疑問をすぐ調べられますが、説明の順序がばらばらになりやすく、正しい前提知識へ戻るのが難しいことがあります。Try ITは、その間を埋める動画教材として使うと価値が出ます。
紙の教材より始めやすく、検索より学習の流れを作りやすい一方、紙のように自由に書き込みながら全体を見渡すことはできません。問題演習に強いアプリと併用するなら、こちらで解説を見てから別の教材で解く順番が自然です。説明を聞く段階と、答えを自分で出す段階を分けることで、役割の重複も減ります。
実際に使うなら、この順番が現実的
私なら、まず苦手単元を一つに絞り、最初の解説を最後まで見ようとせず、理解できたところで止めます。次にノートへ要点を一行で書き、教科書か問題集の例題を一問だけ解きます。解けなければ、同じ動画を見直すのではなく、前提となる単元へ戻ります。この手順なら、視聴時間だけが増える状態を避けられます。
テスト前は、新しい範囲を次々に見るより、間違えた問題に関係する説明だけを拾う方が効率的です。授業後の当日復習では、板書やノートを見ながら確認し、週末には問題演習で定着を確かめます。毎回同じ使い方をするのではなく、授業直後、苦手の修復、試験前の確認で目的を変えると、無料の動画教材としての強みを活かせます。
アプリを選ぶときに気になる料金面では、Try ITは無料で始められます。利用者の規模は10万以上のインストールに達しており、長く使われてきた教育アプリです。ただし、無料であることだけを理由に、すべての学習を任せるのは避けた方がよいです。問題集、学校の教材、必要なら先生や家族への質問を組み合わせることで、説明を聞いた後の弱点確認までつながります。
アップデートと端末選びで確認したいこと
現在のバージョンは4.8.3です。Android端末で使う場合は、OSが7.0以上であることを確認してから導入します。古い端末では、動画の再生や画面の見やすさが学習のしやすさに直結するため、アプリが開くかだけでなく、音声を無理なく聞けるか、長く持っていて疲れないかも見ておきたいところです。
小さなスマートフォンは持ち運びやすい反面、板書や数式を細かく確認するときに拡大操作が増えます。大きめの画面なら見渡しやすくなりますが、机の上で安定させる工夫が必要です。視力や手の使いやすさ、普段の学習場所によって最適な端末は変わるので、端末の大きさを性能だけで決めない方がよいです。
使いやすさを期待しすぎないための注意点
教育動画は、説明が始まれば理解できる人には便利ですが、質問をその場で投げて答えを返してもらう個別指導とは違います。自分の誤解を発見するには、動画の後に問題を解く必要があります。聞き取りにくい環境、画面を見続けるのが難しい状況、文章や図を自分で整理したい学習者には、教科書や先生の説明を併用した方が安心です。
また、学習者によっては、動画の選択肢が多いほど何を見るか迷います。その場合は、先に学校の範囲表やテスト範囲を確認し、今日見る単元を一つだけ決めてから開くとよいです。アプリ内を長く探すことを勉強時間に数えない、というルールを決めるだけでも、集中の消耗を抑えられます。
幅広い学び方を支えるが、組み合わせが前提
Try ITは、読む、聞く、書くという学び方のうち、特に「聞いて理解する」入口を作りやすいアプリです。短時間で始められ、授業の補足や苦手単元の復習に使えるため、学習への抵抗感が強い人にも提案しやすいです。画面の見え方や音の環境を整えれば、場所や体調に合わせて学習量を調整できます。
ただし、使いやすさは動画の内容だけで決まりません。端末を置く場所、音を聞ける環境、停止して書く時間、問題演習へ移る手順まで含めて初めて、学習の道具として機能します。読むことが得意な人は教科書を軸にし、聞くことが得意な人は動画を入口にし、操作に負担がある人は一回の視聴を短くするなど、自分に合わせて役割を変えるのがよいです。
中学・高校の内容を説明動画で確認したい人にとって、Try ITは試す価値のある無料アプリです。私は、分からない問題の答えを急いで探すより、前提の単元へ戻るために使ったときに最も役立つと感じました。動画を見て終わりにせず、一問解いて理解を確かめることが、このアプリを活かす一番大切なコツです。
一方で、個別の質問対応、豊富な演習管理、細かな学習計画まで求めるなら、別の教材を足す必要があります。評価は平均4.4で、対象年齢は3歳以上とされていますが、実際の中心は中学・高校の学習者です。Try IT(トライイット)は、すべてを代替する総合サービスというより、理解できない箇所へ戻るための身近な授業補助として選ぶと、無理なく長所を実感できるアプリです。
長所
- 授業動画を無料で視聴でき、学習を始めるハードルが低い
- 中学・高校の主要科目を幅広くカバーしている
- 短時間の動画で要点を確認しやすい
- 再生速度を調整でき、理解度に合わせて学べる
- 定期テスト前の復習や苦手分野の補強に便利
短所
- 講師への質問や個別指導など、対話型のサポートは限られる
- 高度な発展問題や難関校向けの演習量は物足りない場合がある
- 通信環境によっては動画の読み込みに時間がかかる
- 学習計画や進捗を自分で管理する必要がある
- 広告や関連サービスの案内が気になることがある
よくある質問
Try IT(トライイット)とは、どのようなアプリですか?
Try IT(トライイット)は、中学生・高校生を中心に、授業内容の理解や定期テスト対策をサポートする学習アプリです。数学、英語、国語、理科、社会などの講義動画を視聴しながら、学校の教科書に沿った内容を復習できます。短時間で要点を確認したい人や、苦手分野を自分のペースで学び直したい人に向いています。
Try IT(トライイット)は無料で利用できますか?
Try ITでは、基本的な講義動画や学習コンテンツを無料で利用できる場合があります。ただし、利用できる教材、問題、講座、関連サービスの内容は時期や提供条件によって変更される可能性があります。完全無料ですべての機能を使えるとは限らないため、ダウンロード前にアプリ内の案内や公式サイトで料金、対象教材、追加サービスの有無を確認することをおすすめします。
Try ITはどの学年や教科に対応していますか?
主に中学生・高校生向けの学習内容を扱っており、数学、英語、国語、理科、社会など複数の主要教科に対応しています。講座によって対象学年や単元が異なるため、自分が学びたい範囲の動画や教材が用意されているかを確認すると安心です。学校や使用教科書によって進度が違う場合は、授業内容と完全に一致するかも事前にチェックしましょう。
Try ITの講義動画は、勉強が苦手な人でも理解できますか?
講義動画は、先生の説明を見ながら重要ポイントを確認できる構成になっているため、教科書を読んだだけでは理解しにくい人にも役立ちます。再生を一時停止したり、分からない部分を繰り返し視聴したりできるのが便利です。ただし、動画を見るだけで知識が定着するとは限らないため、ノートにまとめたり問題を解いたりする学習と組み合わせることが大切です。
Try ITを使うために、会員登録やインターネット接続は必要ですか?
利用できる機能によっては、会員登録やログインが必要になる場合があります。また、講義動画を中心としたアプリのため、視聴時には安定したインターネット接続が必要です。モバイル通信で長時間利用するとデータ通信量が増える可能性があるので、Wi-Fi環境での使用がおすすめです。登録情報や利用条件、対応端末については、インストール前に公式の案内を確認してください。

















